古い町並みにひかれ、伝統的建造物群保存地区、呉市豊町御手洗に出かけた。
ちょっと早起きしての中国山脈越えは早春から初夏までの季節が峠の上り下りでめぐって行け
る、春の花の展覧会のようだった。
そして瀬戸内ではすでに藤が咲き始めていて、暖かいんだな〜と思う。写真は御手洗の住吉神社の藤棚。
外側の壁に舟の板を使ったものも見られた。鞆の浦でも使ってあったが、なかなかいい雰囲気になっている。
でもってこんなのも見つけた。
天満宮の由緒 可能門
本殿の下を願いを込めて
くぐると願いが叶うと
いわれています
もちろん願いを込めてくぐりました。
帰
り道、峠越え、日暮れの山郷で見つけた土蔵倉庫。なんなんだろうこれはと気になって写真撮影、改修工事中の様でどうなるか今後が楽しみ。
さらに
もう少し進んだところでぼうっと明るくなっているところを見つけ、おそるおそる行ってみると・・・。
なんと山寺の枝垂れ桜の巨木が満開で、たたずんでました。あまりの荘厳さに言葉も出ず、シャッターを押すのみ。
車に乗って走り出してから
「こわかった〜、すごかった〜」
と言葉が出た。いやいや、凄いものを見てしまった。
もしかして今日一日のドライブはこの枝垂れ桜の巨木に引っ張られてきたのではないか、と思うほどのもの。時期がずれると見ることもない、気がつくこともないと思うとまさに出会い、なにかの縁があったんでしょうか。