2012年12月18日火曜日

三連休に旅に出よう!三日目、終編〜神戸

11月末の三連休に出掛けた旅、いよいよ三日目の後編、最終章がやってきました。

 今回の旅行で二つの目的がまずありました。金沢21世紀美術館で「プール」と言う作品を見るのと、神戸市立博物館で開催中のマウリッツハイス美術館展でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を見ることでした。

 最後に残ったマウリッツハイス美術館展、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を目指していざ、快速電車に乗り込みます。もちろん、海側、進行右側の座席を確保します。天気のいい瀬戸内海、明石海峡大橋も見えてきました。

 その明石海峡大橋を過ぎた辺りから、大勢のマラソンランナーを追い越して行きます。今日は神戸マラソン、相当な数の選手が走ってたんでしょうね。お隣大阪では大阪マラソンが開催されてます。大阪マラソンには知り合いもエントリーしてますが、結果はどうだったでしょうか?

 神戸市立博物館のそばでは神戸ルミナリエの準備作業が行われてました。昼間の青空の下で見るルミナリエの白い枠はとても綺麗です。神戸ルミナリエは2度ほど見に行きましたが、どちらかと言うと昼の方が好きなのは私の天の邪鬼な性格のせいでしょうか?

 さて、神戸市立博物館でマウリッツハイス美術館展、三連休最終日の早朝ということでさほどの人ごみは無く、難なく「真珠の耳飾りの少女」に近づけました。一室に一枚のこの絵、そんなに魅力的なのかと思ってましたが、確かになんだか引きつけるものがあります。それはなんなのだろうといろいろ思いを巡らせましたが判りませんでした。でもやっぱり見に来てよかった一枚でした。

 これで予定の全てはお仕舞、お昼は南京町の肉まん屋さんの奥のテーブルで済ませ、後はジュンク堂書店と東急ハンズを巡ってから新神戸駅へ向かいます。さすがに三連休の最終日で新幹線を待ってる人が多いですね。空いてる椅子を見つけてスタンドで生ビールを一杯、神戸の街を一日歩き回って乾いた喉にはここのビールは本当に美味しいですね〜。そういや〜お昼は飲み物無しだったからな〜。

 新幹線から特急やくもに乗り換えて旅もおしまい、今回は結婚してから25年となったので出掛けた旅でした。思えば結婚式がお開きになった後、列席者の皆さんに見送られて新婚旅行に出掛けるのに乗った列車も特急やくもでした。

 その当時、列車に乗ったらすぐ奥さんが文庫本を取り出して読み出したのが非常に印象に残ってます。今回は?今回もやっぱり特急やくもに乗ったとたん、神戸で買った本を取り出して読みはじめましたのは、あのときと同じですね。25年経っても変わってないってことですかね、彼女は。

 私はどうなんでしょうか、25年経って変わったんでしょうか?それとも変わって無いのでしょうかね?もちろん彼女も変わってないということではないのかもしれませんね。


 素敵な三日間の旅行でした。来てよかった、見てよかったところばかりでした。メインの金沢21世紀美術館、神戸博物館のマウリッツハイス美術館展の「真珠の耳飾りの少女」ばかりじゃなく、行程の都合で空いた時間に行った京都は河井寛次郎記念館、雨風日暮れの中で見た金沢大野の醤油蔵、21世紀美術館が開くまでに歩き回った金沢の古い町並み、神戸の小磯良平記念美術館は一度行きたかったところなど、堪能出来ました。

 こんなに楽しいものならば、また旅行に行きたいな、なんてね。でも今度は少しゆっくりした温泉の旅など・・・、出来ないんだろうな〜。あっちも見たい、こっちも見たい、時間が空けばあれもしたい、これもしたい。そんな夫婦ですからね!

2012年12月14日金曜日

三連休に旅に出よう!三日目、前編〜姫路

 11月末の三連休に出掛けた旅の三日目前半、姫路の朝はよい天気でスタートです。今日も歩いて行くぞ!


商店街から見え始めました。
まだまだ遠いのに!
 2泊目は神戸で宿泊するつもりでしたが宿が取るのが難しく、それならと見つけた姫路の宿。まて、姫路に泊るなら修理中の姫路城の見学が出来るはずとネットで調べてみました。すると結構混み合っていて、なかなか入れないとのことで、予定が決まったその日に予約メールを入れました。


大手前をすぎてもまだこの遠さ!
 姫路は駅も改装中で、工事の囲い沿いに抜けて姫路城を目指します。すぐに見えだした姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」、それが遠くに見え始めたところがすでに大手門広場でその規模にビックリです。予約の時間までまだちょっとあったのですが、あそこまでに行くのに何分かかるの?急がなきゃなんてね。

 ちょうど良い時間に受付に着いたつもりですが、すでに人が並んでおります。こんなに人気があるんだ〜と思っていたら予約の方はこちらですと案内された。予約で入った方は20名程度だったでしょうか、先に入場してもたもたしているうちに予約以外の方に抜かれて行きます。


 三連休最終日の朝一番は並んでいるとは言え、そんなに人は多くないようなのでゆっくり天守閣に向かいます。あちこち見ながら天空の白鷺に到着すると、天守閣の高さまで一気に登るエレベーターの前でまた並んでおります。一度に10人ほどしか乗れないのでしょうがないですが、予約の方はこちらへと優先してもらえてすぐに乗り込みます。このエレベーターの姫路城側が前面ガラスで工事場所を見ながら登って行くので、登るにつれて最初静かだった乗客から最初は小さく、しまいには大きく声が上がります。

 最上階でエレベーターを降り、見学施設から姫路の町並みを見下ろします。ここは天守閣と同じ高さ、今日は小豆島も見えてますよとの案内に見てみると、なるほど瀬戸内海が見えてます。と言うことは当時、姫路城の天守閣に登って瀬戸内海を眺められたんですね、お殿様は。何と贅沢なんでしょうね、というか戦略的な意味もあるんでしょうかね?瀬戸内海が見えるということは。


本当に美しい天守閣の屋根です。

一段下です、完成したらまたみたい!
 大天守修理見学施設は天守閣の高さともう1階下の2階分、いろいろな展示もあり、もちろん本物の修理をすぐ横で見られて満足です。これは修理が終わったらきっと見に来なければなりませんね、あそこに上がってみてたんだと下から見上げてみたいものです。とはいえ人ごみが苦手な我が家ですから、大騒ぎが一段落して、さらに2〜3年してからかな?


 それにしても見所いっぱいな姫路城、天守閣を降りた辺りから出口まで、見所一杯でついつい時間がかかってしまいます。それでも行かなければいけません。それはついつい貧乏性であちらもこちらも予定に入れてしまう我が家ですが、いよいよ今回の旅行のやっと二つ目の目的に行けます。フェルメールが待っている神戸へいざ向かいます、「真珠の耳飾りの少女」に会いに。

2012年12月11日火曜日

三連休に旅に出よう!二日目、後編〜神戸

 11月末の三連休に出掛けた旅の二日目後半、金沢を離れて神戸へ向かいます。そろそろ旅の疲れが出始めておりますが、どんどん行きますよ。

金沢駅前の大きなガラスドーム、これは雨の多い日本海側の駅前にはとても良い設備ですね。駅から出てもあめを心配することがありませんでした。

移動の前に昼食を済まそうかとも思いましたが、缶ビールと駅弁にしました。実は昨夜の駅ナカ割烹でお上品に食べた後、絶対腹が減ると駅弁屋さんで釜飯弁当を買ってホテルで食べました。その時に目をひいたのが特製牛肉弁当、今日はその駅弁と金沢百万石BEERを買ってサンダーバード号に乗り込みます。

 いよいよ天気がよくなり、明るい日射しの中でビールを開け、特製牛飯弁当を開け、遠くに雪をかぶった山など眺めながらいただいていると、これぞ汽車旅の醍醐味!もちろんお昼寝もかかせませんね!目が覚めたらもう琵琶湖を左に見て進んでおりました。


 大きな琵琶湖を過ぎるとすぐに京都、そして新大阪、新神戸、ここから慣れない地下鉄、JR、六甲ライナーと乗り継いで小磯良平美術館を目指します。六甲ライナーなど、今まで乗ったことの無いような乗り物で、うれしがって写真など撮ってしまいました。

 小磯良平美術館は一度は見たいと思っていた美術館です。今回は開館20周年、小磯良平生誕110周年記念展だそうで、小磯良平の生涯の作品すべて?が見られる展示となってました。このチャンスに来館出来てラッキーでした。とは言え、後の予定が気になって、本当にゆっくりじっくり見たかと言えば実はそうでもなかったのですが、それはそれ、楽しめましたよ。

 次は神戸市博物館に行ってマウリッツハイス美術館展でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を見る予定でした。この時間帯が一番お客さんが少なくてじっくり見ることが出来るとの事前情報でしたが、さすがに日が暮れて旅の疲れが出てきました。

 それではと神戸で私のお約束の本屋、海文堂にだけ寄って快速に乗って姫路を目指します。今夜のお宿は姫路、駅のそばのホテルにチェックインして出掛けたのは焼肉屋、お安いお店だったけど満足して帰りました。明日はいよいよマウリッツハイス美術館展でフェルメール、いやその前に姫路城修理工事見学が待っております。

2012年12月9日日曜日

三連休に旅に出よう!二日目、前編〜金沢

 11月末の三連休に出掛けた旅、二日目は昨夜の雨も上がってよい天気になってきました。週間天気予報では雨予報だったのでこれは嬉しいところ、早速朝食を済ませてホテル裏手に向かって道を下っていきます。下って行くということは、今回泊まったホテルは当時はまだ金沢城の中だったってことですかね?我が松江城とは規模が違っていてピンと来ませんけどね。
長町武家屋敷

 道を下ったところにあるのが長町武家屋敷、茶色の土壁で統一された武家屋敷群はなかなか圧巻です。それも結構数が残っていて見応えがあります。朝早く行ったので他の観光客さんはおらず、しっとりとした雰囲気を楽しめました。それにしても金沢はあちこちに小公園があり、トイレが整えられており、さすが観光金沢だな〜。

尾山神社の鳥居の奥の建物は?
次は東茶屋街、こちらも朝のうちに行きたいのでどんどん歩きます。しかし金沢は気になるものがいっぱいあって、そんなに簡単には進みません。

 尾山神社の山門には驚きました。なんだこれ!というミスマッチのようですが、出来た当時はみんな驚いたんでしょうね。それともこれが一番新しい西洋風ってやつだったんでしょうかね。

 その他にもいろいろ見つけましたよ。諸油問屋さんの店構えはりっぱですね。
諸油問屋さんですから塗料なども
扱われているようですね。
 そのはす向かいには石造りの古い建物、三田商店となっていて、現在は骨董品の看板が上がってました。その先の角をくるっと廻ったところにはまむし黒焼の看板。薬屋さんのようですが、改装中のようで、なんになるんでしょうね?ちょっと気になりますけど。

 庭師さんが雪吊りの作業をしておられるところも見かけ、そんなの眺めていたらついつい時間がかかってしまい、東茶屋街に到着した頃には観光バスのお客さんと一緒に歩くことになりました。風情たっぷりというわけには行きませんね〜これでは。
東茶屋街は、こりゃやっぱりお店が開いてないとね

こちら渋い骨董屋さん、店先の
ボイラーらしき物にひかれます
暑い時にはここで
サイダーとか、おいしそう。
それじゃあと観光バスのお客さんと離れて裏道に入ってみると、あれ、こちらの方が面白い!お菓子やさん?や骨董品の店、複雑に折れ曲がった小径、米屋さんなどなど、こちらをゆっくり見て歩きました。

これはのれんなのかな?ポスターなのかな?


 さて、昼のサンダーバード号で金沢を離れなければならないので、遅れないように今回の旅行の最初の目的地、金沢21世紀美術館へ向かいます。これで金沢城をぐるっと一周したことになるわけですが、加賀百万石と言われるだけあってさすがに広いですね金沢城。松江藩二十四万石の城ばかり見ている私はそのスケール感に驚きます。



館内の人もオブジェ?
 21世紀美術時間では「プール」を見たいのですが、まだ館内の展示は始まっておらず、屋外から見て歩きます。
開館すぐにはプールのまわりに人だかりが、
ちょっと時間を置いてからが良いようで。
 丸い建物の屋外にもいろいろ作品があるのですが、一番の作品はここの美術館そのもののようです。ガラス越しに見える内部はどこも作品のようで、さらにそこに配置された人まで、ま、人は配置されているわけではないんですが、作品のようでした。

 時間となって館内の展示が始まりました。皆さん「プール」を見に行かれますね。ここは観光バスが沢山やってくる美術館、観光名所になってるんですね。私も混じって覗き込みます。ここまでは写真撮影出来ますし無料、しかしこの下に入って見上げるには入館料が必要となりますが、皆さん下まで行かれるようですね。


 同時に開催されていたス・ドホ/パーフェクト・ホーム展とソンエリュミエール、そして叡智展も一緒に見ながら、さらに常設展まで小さな部屋に入ったり出たりを繰り返しながら見ましたので、なんだか酔ったような気分になりました。眼鏡を変えたばかりだったせいもあるでしょうが、足もとの水平感が怪しくなったのでいくつかの展示は見ずに最後に「プール」の底へ行きました。

 やっぱりこの「プール」は楽しい、これを見たくて来たわけですが、見に来たかいがあったというものです。よし、これで悔いなく神戸に向かえるぞ。
兼六園とか伝統工芸品とかまだまだいろいろある金沢ですが、我が家の観光はいつもこんなふうにメインをほっといて裏道ばかり見て歩いたりします。それで良いんですけどね、見たいものは見れましたから。

2012年12月8日土曜日

三連休に旅に出よう!一日目、後編〜金沢

金沢駅の正面はこんな門が
お出迎えしております。
11月末の三連休を使って旅行に行ってきました。いろいろな都合で京都、金沢、神戸、姫路、神戸と廻ることとなった旅行の一日目、京都から金沢に到着してからの一日目、後編をなどのお話しであります。

前の記事でも書きましたが、サンダーバード号で金沢に近づくにつれ雨雲が上空を覆ってきました。明らかに雨が降っているようですが、金沢駅に降り立つととりあえず雨は降ってませんでした。
実は金沢に到着した一日目の日暮れまでの2時間をどうすごそうかといろいろ考えましたが、
金沢港、だと思われるところです。
金沢港大野町の醤油蔵や古い町並みを訪ねる計画にしていたんです。
こんな醤油蔵などなど

 この空模様、いまいちな感じでしたがバスに乗って向かいます。しかし、途中で雨が振り出し、さらに風が強くなってきました。それに事前のリサーチ不足でバスをどこで降りていいやら、どこら辺りに古い町並みや醤油蔵があるのかさえわからないまま、大野中央と言う名前だけでバス停を選んで歩き出すことになりました。

我が家一番のお気に入りの
干し柿、干し方が短いのがイイネ。
あまり強くない雨、路地の裏ではあまり感じない風に救われ、あちこちを歩き回って醤油蔵を見つけ、古い町並みを見つけ、古い神社などを訪れる頃には日が暮れてきました。ここ、なかなか良い町並みで、晴れてゆっくり時間があればもっと楽しめたと思います。
なんか気分のいい神社
とは言えもっと見なければならないところは橋を渡った向こう側だったようですが・・・、それはまた次の晴れてゆっくり時間のある時に。

帰りに見つけた醤油屋さん
大野町辺りはバスの本数が少ないので大通りまで歩いて戻り、バスターミナルで駅行きのバスを待ちます。ここまでの町並みがまた風情があって、いろいろ見ながら歩けてよかったです。

 日暮れにぜんぜん知らない街の町外れの寂しいターミナルでバスを待っていると、旅行に来た気分がどんどん増してきます。しかしそんな気分にはぜんぜん関係なくバスはやって来て、雨の中を金沢駅に向かいます。これもまたまた旅行気分ですけどね。

金沢駅まで戻るともう夕食の時間、事前にネットでいろいろ調べてましたが、雨模様にやっつけられてあちこち出歩く気になれず、駅ナカの割烹にしました。同じ日本海側からやって来たわけでそうそう変わったものはないのですが、たまの旅行が一番の味付けでした。

 気分よく飲んで食べて香林坊のホテルに入りました。金沢城跡、兼六園などがライトアップされているとホテルのロビーに置いてあったパンフレットにありましたが、さすがに疲れて部屋でゆっくりしました。

 さて、明日は少しは天気が良くなるということで、朝からしっかり歩き回ろうと地図を眺めて(個人的に)盛り上がっておりました。武家屋敷、東茶屋街、21世紀美術館などなど、さて、どんな二日目になりますやら楽しみですね。ここから先は次の更新をお待ちくださいませ〜!

2012年12月5日水曜日

三連休に旅に出よう!一日目、前編〜京都

 歳を取って来て、あちこち行ってみたくなり、それでは旅に出ようということになりました我が家、11月末の三連休に京都、金沢、神戸、姫路と廻ってきました。三連休に4都市?いえ実は金沢の21世紀美術館と神戸のマウリッツハイス美術館展だけを目的に旅程を組んだんですが、さすが三連休、宿と列車の手配がつきません。

 それなら宿をこっちにして、列車はコレを利用してとあれこれ組み替えていたら京都で2時間、神戸の替わりに姫路で宿泊ということになりました。
 そうなるとあれこれ予定を追加してしまうところが貧乏性で、おかげでゆっくり旅を楽しむというより、忙しく駆け回ることになってしまいました。今回のブログはその顛末などを書いて行こうと思います。

 まず最初に向かったのが京都で、ここで乗り換えて最初の目的地、金沢に向かうわけですが、列車の都合で2時間空きができました。
 京都駅は15年前に改修されたそうで、昔の面影は無い、といっても昔の京都駅など覚えてないんですけどね、最後に行ったのは30年くらい前のことですからね。


 2時間待ちのあいだにちょっとでも観光しようかなといろいろ検索していたら、河井寛次郎記念館が駅の近くにあることがわかり、ここに行くことにしました。
 三十三間堂と清水寺の間くらいのところです。早速バスに乗り、路地裏にある記念館を探しました。ここは河井寛次郎の自宅兼作業場だったようで、周囲も普通の住宅のようでした。

 記念館に入るとそこは民藝ワンダーランド、どこもそこも見応えたっぷりでついつい時間をかけてしまいます。入り口すぐにある客間のようなところ、2階の居間ようなところなど、それぞれの調度品や支度など、どれもワクワクするものでした。2階の部屋にあったテーブルは大きな丸太の輪切りのようなもの、なんだろうと思っていましたが、どうもウスを裏返したもののようですね、コレは素敵でしたね!

 最初に見たのは住居のほうで、さらに奥に入って行くと作業場所があります。最初に素焼き窯、続いて作業場所、一番奥に登り窯がありました。作業場所の入り口になんだか猫らしい石像がおいてありました。ほのぼの石像ですね。ここの奥に作業場所がありました。ここからいろいろな作品が生まれたんですね。
 その奥が登り窯で、神様も祭ってありました。今回は時間が空いたのでという理由で訪れた河井寛次郎記念館でしたが、どこもとても興味深いところで、もしかしたらもう一度行くことになるかもしれません。本当に素敵なところでした。

 もう本当にじっくり見てしまったので、最初に寄るつもりだった紅葉の清水寺などにはいっさい寄らず、お昼もコンビニのパンで済ませ、奥さんの希望である鴨川河畔の散策をしながら京都駅まで戻ります。鴨川と言いながら鴨の姿は見えず、サギが沢山いました。鴨川だから鴨が沢山いるというわけではないんでしょうけどね。



京都からはサンダーバードで金沢に向かいます。
 琵琶湖を眺めながら缶ビールを飲みつつ、ついついお昼寝しているあいだに金沢に近づいてきました。なんだか天気の悪そうな雲がかかっている金沢のお話はまた次回の更新で・・・。