2012年12月5日水曜日

三連休に旅に出よう!一日目、前編〜京都

 歳を取って来て、あちこち行ってみたくなり、それでは旅に出ようということになりました我が家、11月末の三連休に京都、金沢、神戸、姫路と廻ってきました。三連休に4都市?いえ実は金沢の21世紀美術館と神戸のマウリッツハイス美術館展だけを目的に旅程を組んだんですが、さすが三連休、宿と列車の手配がつきません。

 それなら宿をこっちにして、列車はコレを利用してとあれこれ組み替えていたら京都で2時間、神戸の替わりに姫路で宿泊ということになりました。
 そうなるとあれこれ予定を追加してしまうところが貧乏性で、おかげでゆっくり旅を楽しむというより、忙しく駆け回ることになってしまいました。今回のブログはその顛末などを書いて行こうと思います。

 まず最初に向かったのが京都で、ここで乗り換えて最初の目的地、金沢に向かうわけですが、列車の都合で2時間空きができました。
 京都駅は15年前に改修されたそうで、昔の面影は無い、といっても昔の京都駅など覚えてないんですけどね、最後に行ったのは30年くらい前のことですからね。


 2時間待ちのあいだにちょっとでも観光しようかなといろいろ検索していたら、河井寛次郎記念館が駅の近くにあることがわかり、ここに行くことにしました。
 三十三間堂と清水寺の間くらいのところです。早速バスに乗り、路地裏にある記念館を探しました。ここは河井寛次郎の自宅兼作業場だったようで、周囲も普通の住宅のようでした。

 記念館に入るとそこは民藝ワンダーランド、どこもそこも見応えたっぷりでついつい時間をかけてしまいます。入り口すぐにある客間のようなところ、2階の居間ようなところなど、それぞれの調度品や支度など、どれもワクワクするものでした。2階の部屋にあったテーブルは大きな丸太の輪切りのようなもの、なんだろうと思っていましたが、どうもウスを裏返したもののようですね、コレは素敵でしたね!

 最初に見たのは住居のほうで、さらに奥に入って行くと作業場所があります。最初に素焼き窯、続いて作業場所、一番奥に登り窯がありました。作業場所の入り口になんだか猫らしい石像がおいてありました。ほのぼの石像ですね。ここの奥に作業場所がありました。ここからいろいろな作品が生まれたんですね。
 その奥が登り窯で、神様も祭ってありました。今回は時間が空いたのでという理由で訪れた河井寛次郎記念館でしたが、どこもとても興味深いところで、もしかしたらもう一度行くことになるかもしれません。本当に素敵なところでした。

 もう本当にじっくり見てしまったので、最初に寄るつもりだった紅葉の清水寺などにはいっさい寄らず、お昼もコンビニのパンで済ませ、奥さんの希望である鴨川河畔の散策をしながら京都駅まで戻ります。鴨川と言いながら鴨の姿は見えず、サギが沢山いました。鴨川だから鴨が沢山いるというわけではないんでしょうけどね。



京都からはサンダーバードで金沢に向かいます。
 琵琶湖を眺めながら缶ビールを飲みつつ、ついついお昼寝しているあいだに金沢に近づいてきました。なんだか天気の悪そうな雲がかかっている金沢のお話はまた次回の更新で・・・。

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