2012年4月22日日曜日

出雲路自転車道を漕ぐ

今年は春の嵐が何回もやってきますね。前回の強風で我が家の屋根瓦が動いてしましたので私が屋根に登って直しましたけど、皆さんの所は被害はありませんでしたか?また続いて荒れるそうで、その前にちょっと運動しておこうと週末の一日に自転車を漕ぐことにしました。

寺町で見つけた「汽船のりば」の
看板、汽船はもうありません。
午前中は県立図書館と、そこからウォーキングがてら歩いてKすぽさんに行ってバドミントンシューズを購入、帰りの古道具屋さんで目についたそば猪口を二つ購入しました。
春の暖かさで歩きやすく、ついついあちこち歩いてしまいました。帰りには久しぶりにそばきちさんに寄って割子そば3段いただきました。この頃忙しくて行けなかったんですよね。

青いボトルが不釣り合いですね〜
さて、午後からは確かに南東の風が強くなり、雲も黒くなって来て雨もポツポツ降ったりして来て春の嵐が近そうです。それでも自転車を漕ぎたくて、出雲路自転車道の東の起点近くの湖遊館に車を止めて漕ぎ出しました。サドルパックにはパンク修理セット、ボトルホルダーには古いSIGGのアルミボトルにスポーツドリンクを詰めて出発です。


右、斐伊川河口  左、宍道湖
一度斐伊川の河口まで降りてから出発、って、べつに意味は無いんですけど、スタートにはいいかなと思って。今日出雲路自転車道を漕ぐことにした理由の一つが沈下橋、どなたかのブログで読んで渡ってみたいと思っていた所でした。
潜水橋は何本かあるそうです
沈下橋と言えば四万十川が有名ですが、出雲地方では潜水橋と言うらしいです。で、河口から斐伊川土手を3㎞ほどさかのぼった所にありました、潜水橋。早速写真を撮ってから土手を降りようとすると なんと通行止め、残念〜、ですがまあ次回のお楽しみということで先に進みました。

 JR山陰本線の下を通る不思議なミニトンネルを抜け、斐伊川土手を離れて出雲市内に入って行きます。市内は歩道兼自転車道なので狭い所や凸凹だらけで、タイヤが細くて空気圧の高いロードバイクは非常に振動が来ますね。アルミのSIGGボトルがガチャガチャと鳴り、うるさい限りでした。

出雲バイパスをくぐり抜けたあたりから路面も少しずつよくなって来て、前回工事中だった所も綺麗になっていました。そう言えば今回、自転車道用の距離標識が増えてましたね。残り何㎞かってわかると目標になって助かります。整備したんでしょうね、年度末に。
 ちょっとわかりにくい住宅街にも案内標識があって、その角を曲がった途端にキジに遭遇しました。キジは何食わぬ顔で住宅裏の庭の草むらに隠れました。私との距離2m、こちらをうかがっているようでしたがそっとデジカメを出してシャッターを押しました。2枚目の時に逃げ出したので何枚かシャッターを切りました。その中にばっちりど真ん中にキジが写ったのが一枚ありましたが、他の3枚はよくわかりませんでした。

 出雲路自転車道約30㎞の西の終点は稲佐の浜、ここまで2時間ほどかかっているので日暮れまで残り1時間半、20㎞ほど残っているはずなので急いで帰らねばなりませんが、それでも記念に写真を写しておきました。老人になって「俺が若いころはな〜、稲佐の浜まで自転車で行ったもんだ」なんて孫に自慢話ができるようにですね。
 もちろん出雲大社前でも一枚、ここから国道431号線東へ向かうのですが向かい風が強く吹いてました。足は疲れて来ているけど自転車通行可の歩道はガタガタで走れず、車道を行きました。車道はやっぱり焦ってしまって速めになってしまいますね。とは言え、3〜4㎞漕ぐとすぐに農道に逃げ込めるので、一畑電鉄川跡駅横をぬけてもう一度斐伊川土手の出雲路自転車道に戻りました。このころから少し雨が降り出しました。

土手道に登り切ると出雲路自転車道は宍道湖に向かってゆるい下り坂(のはず)で、それから向かい風もちょっと横風に変わっていました。とは言えそれでも40㎞を超えて来たのでなかなか足が回りません。だましつつ、ごまかしつつ、でもゆっくりにすると余計に辛いので前傾姿勢になってぐっとスピードを上げます。空気抵抗が減るからなのか、楽にスピードが出るのですが腹筋と背筋と、バドミントンで傷めている右腕が辛くなると身体を起こします。その繰り返して斐伊川河口まで辿り着いたところで、雨がひどくなりそうなのであわてて駐車場まで戻りました。
走行距離55㎞、所要時間2時間20分、達成感がありの自転車漕ぎでした。もちろん、戻って飲んだビールの美味かったこと、そしてすぐに酔いが回りました。またどっか漕ぎに行きたいな〜。

2012年4月16日月曜日

中国山脈道の駅巡り

今年の春は一斉にやって来たようですね。土曜日に夜桜見物に出かけましたがチェリーロードも松江城も、どこも満開できれいでしたよ。残念ながら千手院の枝垂れ桜まではたどりつけませんでしたが、皆さんの所の桜はいかがだったでしょうか?

大山に比べ、蒜山の雪は本当にわずかでした。
芽吹いた緑の色が印象的でした。
土曜日に花見を済ませたのは、日曜日に中国山脈道の駅巡りに出掛けようと思ったからです。いやその前に奥さんが「倉敷・備中」の案内雑誌を買って来たので、それに釣られて出掛けてみようかとなった訳ですが、計画は倉敷大原美術館とアウトレットパークメインでした。しかし、春が来ているので野菜市が気になってしょうがない、ので道の駅巡りをしながら倉敷を目指すことにしました。とはいえ、連日の黄砂の影響で黄色く汚れたロードスターを洗車せずに連れて行く訳には行きません。早起きして(仕事より)洗車を済ませました。

遊Youさろん東城
今回、道の駅は国道182号線沿いの「遊youさろん東城」、「さんわ182ステーション」、国道2号線まで出て「笠岡ベイファーム」をめざします。一つ目の「遊youさろん東城」は中国縦貫道東城インター出てすぐ、写真には写ってないけどバイクがいっぱいいました。何だろな〜と思ってましたが、後でその訳がわかってくるんですけどね。

竹篭(大)
で、ここの道の駅に寄ったのは竹で編んだカゴが欲しかったから。今バドミントン練習に行く時のラケットバッグに使ってる竹籠ですが、だいぶ痛みが激しくなって来たので代替え確保です。大と中、それぞれ一個ずつ買いました。使い勝手がいいんですよね、これ。

駐車場に戻っておっと!こんな大きなカゴを二つも買ってロードスターのトランクに入るかな?なんとか入りました。よそではあまり見かけないんですよね。

東城からオープンにしてきました
野菜がちょっと少なめ
さて、次の「さんわ182ステーション」にむかう国道でたくさんのツーリングバイクに出会いました。多すぎる?さらに旧車と呼ばれる車にも。何事だと思っていたら「車輪村」と言うイベントがあったようで、ヒストリックカーミーティングなんてのもあるらしい。「さんわ182ステーション」まで辿り着くと駐車場はバイクとヒストリックカーと一般のお客さんでごった返しておりました。そっか〜、東城にいたバイクとハコスカはこれを目指してたのか〜。やがて「車輪村」イベント会場目指して出発して行きましたけど。
お墓参りに肥松って書いてあるけど?





笹寿司は昔懐かしい味でした
マツダコスモスポーツなど眺めながら、我が家の目的の野菜市へ向かいます。いつもはこれでもかってくらい並ぶ野菜ですが、天候不順で野菜が少ないとのことでちょっと残念でした。それでも分厚い椎茸やふきのとう味噌、ニンニク辛し味噌、笹寿司などを買いました。この笹寿司、小学校のころの運動会を思い浮かばせる味、お寿司(巻き寿司)を食べられるのは運動会のお弁当ぐらいでしたが、それを思い出させる懐かしい味でした。




笠岡ベイファーム
わたり蟹、メスが高いんです。オンの安いこと。
国道182号線をさらに南下、国道2号線に出て「笠岡ベイファーム」をめざします。「本当に2号線のバイパス?」と疑うような道路に迷い込み、干拓地にこつ然と現れる「笠岡ベイファーム」の道の駅ですが、以外やたくさんの人で賑わっていました。ここにはワタリガニやシャコなど、海産物が売っているのがいいですね。

今回ワタリガニとシャコを手に入れようと思っていたのですが、何せ値段が値段ですから諦めてシャコ入り天ぷらなどでごまかしましたけど、一緒に買ったじゃこが美味かったですね〜、なにもつけなくてもそのまま肴になりました。

道の駅巡りは楽しいんですけど、お陰で結構時間がかかってしまいます。倉敷に着いたのは午後2時、シャコ丼定食のお店を発見できなかったのでお昼抜きです。
モンベルライフジャケット
リバーランナー
こちらもモンベルのサドルパック
遅くなっては行けないので大原美術館を諦め、アウトレットパークに行ってみることにしました。さすがに、広い、けど用のあるお店は何軒かしかありません。結局上下4周して5周目にモンベルショップでライフジャケット(型落ちで安かった)とサドルパックを購入しておしまい。日が長いうちに帰り着きました。

いつもながらの強行軍のお休み、これでは疲れが残るだけ?なんて思うこともありますが、いやいやこれでストレス発散してるんでしょうねきっと。楽しんで行こうと思います。

2012年4月7日土曜日

そうだ、自転車を直そう

日に日に暖かさが増し、いよいよ春も秒読み状態になってきましたね。さくらの開花宣言も出たようで、来週末くらいにはお花見なんかしたいものですね!

さて、「そうだ、自転車に乗ろう」であれこれ妄想しつつの自転車ライフを始めた私ですが、実はぜんぜん乗ってません。何でか、3月20日に漕ぎに行ったとき、側溝のフタがないのに気づくのが遅れパンクさせてしまったからです。「ジャンプすればいいね、前輪さえ飛ばせば後輪は溝にはまっても問題なし」なんて考えはタイヤの太いオフローダーの考え方でした。一瞬躊躇した分スピードも落ちて前輪を飛ばしきれず、後輪はもちろん溝に落ちて前後輪ともパンクという結果になってしまいました。

大きな傷を作っちゃいました。


家に戻って確かめてみるとタイヤまで切れているのでこりゃ交換、バイクショップナガセさんに電話して注文しておきました。一週間くらいで入るなと思っていたけど、3月最終週がきても入荷しないぞ?問い合わせて見るとこのタイヤは台湾製らしく、日本国内に在庫がなくて輸入待ちで4月上旬入荷予定といわれました。あれあれ、ま、待つことにしましょう。



それではタイヤの入荷を待っている間に、いろいろ調整や整備などしましょう。まずはハンドル取り付け角度の調整。

ビフォア
アフター
左の写真が納入時のセッティング、右の写真が取扱説明書に習って調整してみたハンドルセッティング。だいぶ上を向いた感じがしますが、実際はどうなんでしょうね、まだ試運転してないんですよ。

 バックミラーです。役に立つかな?
それからバックミラーとハンドル上部を持つ時用の補助ブレーキをつけましょう。一緒にネットで注文すると、こちらはすぐに入荷しました。バックミラーはゴムバンドで簡単に付きます。補助ブレーキはまず、取り回しのゆるいリヤブレーキのほうから取り付けてみることにしました。しかしどうもバーテープが巻いてあるすぐ縁でブレーキのアウターチューブを切らなければならないような感じです。それではバーテープを一度剥いだほうが仕事がやりやすいねってんでバーテープを剥いで見ると、なんと両面テープで固定したあったらしくバーテープの裏がはがれたりして汚いことになってしまいました。


バーテープの剥がした後がキタナイですね。

取付時の注意にブレーキのインナーワイヤーが足りなくなるかもと書いてあったにもかかわらず、失敗して2度も切り直して短くなってしまった。それでも一応付いたからいいか。バーテープの巻きなおしはバドミントンのグリップテープまきの要領で、エンドは白のビニールテープを買ってきてとめちゃいました。もちろんフロント側はこの経験を元にバーテープを外さずに作業してしまいましたよ。何事も経験が大事ってことですね。


ビットリオルビノプロスリック
何のこっちゃ?
で、いよいよ昨日タイヤ入荷の連絡、昨日のうちに古いタイヤを外しておいて今日のお昼休みにタイヤを交換しました。バイクのタイヤ交換より簡単、だけどリヤタイヤよりフロントタイヤのほうがはまりにくいのはなぜなんでしょう?リヤホイールのほうは簡単に脱着できたけど、フロンとホイールの方はタイヤレバーを使わないと脱着できません。もしかしてホイール径が違うのか?なんてあり得んことまで考えてしまいました。


修理前、フレームだけで待機です。
再び乗れる状態になった自転車、今度はジャンプなどしなくても済むように気をつけて走らせなければなりませんね。わずか80㎞でお釈迦になったタイヤは実は3000kmくらいは持つんだそうで、それを目指して漕ぎ出しますか。補助ブレーキの効果やバックミラーの性能、ハンドル角度のことなど調整の結果はまた報告しますね。おっと、前後タイヤ交換完成写真が無いな、そのうちまた追加しますね!


宮田メリダ号、その奥にシェルコカベスタニー号





というわけで、タイヤ交換も終わり、多根農村公園に持って行った自転車、宮田メリダ号の写真です。トライアル仲間のF本君がもう興味津々で乗り回しておりました。彼はトライアスロンに誘われているのだとか。それ用の自転車はまた違うらしいよと教えてあげました。私はそのとき話が出たシートゥーサミット高津川に参加してみたいと思い始めました。

2012年4月1日日曜日

松江の春

4月に入って春!とは言え、なかなか風の冷たい日が続きますね。早く暖かくならないかな〜なんて思う毎日ですが、この頃の強風で運ばれてきた黄砂で汚れたロードスターの洗車で日曜日を始めました。今日一日、あちこちで洗車している人を見ることになるんですがね。

今日はトライアル練習に行きましょうとの約束があり、トランポにトライアルバイクを積み込み、ガードやウェアを積み込んでスタートできたのはすでに10時を過ぎた頃でした。とは言えすぐに練習場に向かうことはできず、まずは先週のトライアル練習でゴムが緩んでしまっていることに気がついたエルボーガードを買いましょうとスポーツショップへ寄ります。これはバレーボール用でことが足ります。

スポーツショップから、借りた本の返却日でもあるので県立図書館への道すがら、石橋町が花見祭とのことで「どう太鼓」なども出ているのが見えました。本はこの頃忙しいので2冊だけ借りてきます。このままトライアル練習へ行けば良いのですが、やっぱり気になる石橋町のお祭りってことで、少しだけ寄ってみることにしました。

県立図書館からまずは松江城椿谷、梅林を抜けて北堀へ向かいます。椿谷の椿はだいぶ花が落ちているようです。梅林は見事な満開で、良い香りに包まれてました。こんなちょうど満開のときに来たのは初めてじゃないかな?見事なものです。
明々庵の小径

てをあげちょられーしが「どうだらず」さん
北堀から明々庵の小径を抜けて石橋町に出ますと、ちょうど石川屋の魚屋さん前に出ます。ここの魚屋さんは気になっていたのですが、日曜お休みなのでまだ入ったことがありません。今日はお祭りで開いているので是非と見るとたくさんのお客さん。ま、帰りに寄りましょうかと蕎麦屋さんの角を曲がり、醤油屋さん、千手院を目指します。途中の「どう太鼓」のところで「どうだらず」さんを発見、笛を吹いておられたのでご挨拶は後回し、先に千手院に登ってみました。

千手院は枝垂れ桜で有名な所、残念ながらまだ花は咲いてませんでしたが、なんだか幹がぐるぐる巻きにしてありました。その横で住職さんが記者らしい方と話されているのを聞くと、どうも保湿のためにそう言うことがしてあるとのことでした。古い木ですから維持して行くのも大変なご苦労があるようです。また、花が咲いたら夜桜でも楽しみに来たいものです。

ここんところの路地は大好きな道です。醤油屋さんあたりも良い風景、写真だけ貼っときますね。


さて、「どう太鼓」のところで「どうだらず」さんにご挨拶、いつもすれ違いでなかなかご挨拶できなかったけれど、やっとお会いできてよかった。「どうだらず」さんはトライアルクラブのホームページの師匠でトライアル仲間、この頃はフェースブックですよと勧められました。私もそろそろフェースブックなと初めらかな?あ?ちょんぼし出雲弁!

「いっちゃんの友達だ」言ったらおまけしてごしな〜よと「どうだらずさん」に言われていよいよ石川屋さんに突入、してみるも、先ほどのたくさんのお客さんがほとんど買い尽くされ、お昼ご飯にと思っていたちらし寿司も何も無くなってました。他のお客さんもそれが目当てだったらしくて、「後30分くらいしたら届きます。今作ってる最中で。午前中に売り切れてしまって、取っておきますよ、〇〇さんですね、いつもありがとうございます。」なんてなぐあい。常連でも時間がある訳でもない我が夫婦は、残念ながら何も買わずに退散しました。次回のチャンスに期待です。しかしこの外観、この近所の友達が、「え?あそこって魚屋だったの?!?」って言うくらい、たしかにそうは見えないですね。




お昼に予定していたちらし寿司にあぶれ、それならと北堀の八雲庵で鴨なんばんをいただきました。私は割子2枚つけてもらいました。観光地のど真ん中ですから賑わってはいますが、まだまだ観光シーズンという訳ではないらしく、待つことも無く、そしてゆっくりいただきました。ここの割子そばの薬味にはもみじおろしが付いてきてますが、これをつけると辛すぎて蕎麦の味がわかりませんでした。辛み大根うまみのある辛さとは違い、強烈でしたからね、2段目はつけずに食べました。

やっとトライアル練習に向けて出発、奥さんを松江イングリッシュガーデンにおろして小伊津へ、練習に来ていたのはS水君とFもっちゃん。「寄り道しすぎ!」「どこで鴨なんばんかね?」などと寄り道しすぎがばればれで、ツイッター恐るべし。実は復帰2週目の私は練習時間を抑えるのが一番かとおもうので、約2時間は多すぎず、でもちょっと少ないかなって感じでした。これくらいで良いのでしょう。そうそう、Fもっちゃんはロードバイクに興味津々、今日積んで行った自転車はトライアル用でしたが、ロードの話で盛り上がりました。

 一日あれこれ寄り道三昧、最後まで寄り道みたいなものだったかな。春近しの松江のお話でした。