2011年9月27日火曜日

本格カヌー作りに欠かせない


 製作途中の手作りカヌークラブの会員さんの艇を、勝手に進めていいよとのお墨付きをいただき製作中。本々の工法とは違うステッチ&グルー工法を使って進めて行く。それにしても船底6枚のマルチチャイン艇だけど、どうしても船底の形状が合わない。しょうがない、作ってしまえってんでベニヤ板を切り出した。

 船底部材の長さが4mと少々、1.8mのベニヤ板2枚半を長さ方向に継ぎ合わせて作るんだけど、今までは補強板を当てて接着していた。しかし本格カヌー作りでは「スカーフ継ぎ手」を使うらしい。部材の橋を斜めに削って接着剤で貼付けるやり方で、補強板無しできれいにできるけど加工が難しいと、思っていた。今回いいチャンスなので、挑戦してみることにした。


 板厚の8倍は斜めに削らなくてはならないらしいので、4㎜のベニアでは32㎜の継ぎ手を作ることになる。こつこつと削って行くしかないが、ある程度の時間が過ぎるときれいな面が出来てくる。楽しみが増えた気がした。

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