昨年まで乗っていたのはMTBタイプで、20年位前に5万円で買ったやつ。重くてでかくてタイヤはロード用に替えて乗ってはいたんですがね、さすがに「乗りたい!」という動機付け力がなくなってました。とはいえ息子が小学生のころ、夏休みの自由研究で宍道湖一周自転車旅行などした思い出の自転車なんですけどね。
というわけで以前から一度乗ってみたかったロードバイク、「瀬戸しまなみ海道を漕いで四国まで行きたいから」、「歳をとったので軽い自転車じゃなきゃ」、なんてあるようなないような理由付けをして買ってしまいました。メーカーは宮田メリダ、何のことはない行きつけのバイク屋さんが取り扱っているからって理由ですけどね。それからうちの従業員が乗っていて、ちょっと借りて乗ってみたら問題なかったし、同じような仕様で名前の通ったメーカーより安いもんでこれに決定しました。誕生日納車を狙って注文をかけましたが残念ながら一日遅れでした。しかし今年は何時までも寒くて雨や雪が降る日々。いざ漕ぎ出そうという元気も沸かないまま3月になってしまったんですが、このごろやっと日が長くなり、それではと走り出したしだいです。
初日は様子を確かめながらふらふらと、意外とガチガチじゃないしクッションもいい。こんなもんかと思っていたら、空気入れを買って驚くことになりました。ネットを見ると走る前に毎回空気圧を確かめるとパンクしにくいと書いてあったので、早速空気入れとメンテナンススタンドを購入しました。なれない仏式バルブに手間取りながら、タイヤに書いてある規定圧まで空気を入れてみるとなんとガチガチじゃないですか。もちろん走り出した印象は最初と大違い、ガチガチでちょっとした小石に跳ねられるし、鉄製の溝ブタでつるっと滑ったりするもんで、こりゃぁ心して乗らないとね~。
それから気になったのがリヤのギヤ跳びで、4~6枚目あたりでどうも上手くチェンジしてないようなんです。フロントも大きなギアへのチェンジが上手くいかないし、これ、2回目に漕いだときも同じ症状だったのでちょっと調整(というか触ってみただけ)したら余計にひどくなってしまいました。やっぱり素人メカニックはいけないな~と反省してお店へ・・・、持って行く前に取扱説明書を見たらちゃんと調整方法が書いてあるじゃないですか。じっくり読んで要点をまとめて紙に書き写し、かつコピーも準備し、たのにもかかわらず、手戻りやなんやかやで30分以上かかっての調整となりました。
それでもなんとかメンテナンススタンドの上ではギヤ跳びしないレベルにまでなったので、さっそく試運転に行ってみました。野球場のまわりを走りながらチェンジしていくと、「おお~、1段から10段までちゃんとチェンジできる~!」と、喜んでいたのもつかの間、何回か繰り返すうちに8段目だけタイミングがずれることに気が付きました。もう一回調整しなおすの?さすがにめんどくさくて(というか、ほかが良いので壊したくない気持ちで)ちょっと腰が引けてしまい、当分はこのままで乗ろうかな~なんて思ってます。
さて、このようにして始まった自転車との楽しい付き合いですが、「漕いで足腰を鍛えましょう」と買ったはずなのにショップの自転車パーツコーナーに行くとなかなか帰れません。まずは漕いで足腰を鍛えてから、それからだと言い聞かせて、いやまずはパンクからの帰還用セットだけは買い揃えないとな~と、あ、ヘルメットも、それから・・・。このへんにしておきます。