シットオン艇は安定していて乗りやすく、誰でも不安なく乗れる艇だけど、ちょっと重そうだったな~。オープンカヌー1号艇、sk356も乗りやすいようで、いろいろな人にもらって好評だった。
しかしsk533はその幅の狭さからか、ちょっと敬遠されているみたい。自分で始めて乗ったときにはぐらぐらする印象で、どこに限界があるのかがわからず、ちょっとびびったね。
それで30年前の国体強化選手のM脇君をsk533に乗せてみると、今までの艇でおっかなびっくりだったのがうそのように漕ぎ出しました。これが一番安定がいい、漕ぎやすい、速いとの事でした。そんなもんかな~?
写真のオープンカヌー2号艇製作者のS水君のインプレッションは常に下半身を緊張させておかなければならず、大変だとのこと。実際、パドルの動きに敏感で、ちょっとストロークがぶれると途端に艇が反応しているようだったので、なれるまで怖かった。
M脇君のように体重のある人が乗ったほうが艇が安定するのではないかと思い、体重をたずねると86kgとの事で、私の場合、前後に13kgづつウェイトを乗せたほうが安定するかもしれないな~なんて。今度試してみたいな?
昼前にこないだ工房を訪問してくれM崎さんが来られた。最初はsk356、乗ってすぐゆらゆらと揺らしてみて感触を確かめているところを見ると、バランスには自信ありの体育会系(もちろんちゃんとした体育指導員さん)。続いてsk533、こちらも難なく漕いで・・・、と思っていたらなんだか向こうのほうで「沈」した模様、あわててsk356でサポートに行き、パドルフロートを使って再乗艇。本人あわてる様子もなく、「沈のおかげでいっそうカヌー作りに燃えた!」そうで、ずぶ濡れになりながら「帰って早速作業を再開します」との事、たのしみだ!!
それに一度帰られたY水さんがN宮さんを連れて再登場、面白いので仕事中なのを連れてきたとの事。N宮さん、乗った途端に「面白~い!」、これではまったようで、Y水さんとN宮さんで2艇建造する話がまとまる。この人たちは話が早いな。
今回はいろいろな人に来てもらい、乗ってもらい、さらに自作カヌー仲間が出来て上々のイベントだった。また、親子手作りカヌー教室を開くことも決まっており、カヌーを作ってもらい、実際に乗ってもらおうと思っている。来期からはスポーツクラブとしての通年の活動にも出来るかもしれない。冬場にカヌーをつくり、暖かくなった漕ぎ出すクラブなんて、きっと最高じゃろう!!!
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