2009年1月23日金曜日

寂しいけど

 仕事が定時に終わり、宿に戻るとまだうす明るかったのでちょっと気分転換に出掛ける。宿から峠に向かって国道を走る。

すぐに谷が狭くなり、川と山に挟まれた所に家が寄りかたまって建っている。古い家も多く、雪灯りの中でとても良い雰囲気。このまま峠に向かって行くと平家落人の集落があるが、暗くなって来たのでそこまでは行かずに引き返す。

冬の夜道、峠に向かって狭くなる道を走っていると寂しい気分になる。残る雪、家家の灯り、更に暗くなって来る谷の底。でもここで引き返すので寂しさのつまみ食い、それを肴に一杯やろうか。

帰りに城下町、旧街道を通って見たがすでに暮れていて良くみえなかった。明るい時に再訪したい。

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