旅の宿、テレビを消すと夜汽車の音が聞こえて来る。ちょっと遠いのでよけいにおもむきがあり、旅情をかきたてる。
広島で宿を取った時、移動に便利だろうと駅の横のホテルにした。この日は大雨のために特急が遅れ、新幹線に接続がとれず遅くなって広島に着いた。部屋に上がるとさすがに駅横、ホームや線路を見下ろせるロケーションでビールを飲みながら楽しんだ。
ところが夜中に枕の下を長い連結の貨物列車が通り、何度も起こされてしまった。これはかなわん、翌日の試験にひびくかと思うほどだった。こないだ読んだ誰かの鉄道紀行文には、線路のわきのアパートに住んだ三年間が至福の時だったと書いていた。私は鉄ちゃんにはなれない。
何もしないで1年たつ
2 か月前
0 件のコメント:
コメントを投稿