2012年11月15日木曜日

もう11月だ、その5

いよいよ10月の話もこれで終わりになります(多分)。最後までお付き合いくださいませ。

 わが町の体育協会には競技部がありまして、そこのバドミントン専門部長を仰せつかっているものですから年に何度かは大会を開催し、またよその大会に部員を率いて参戦します。11月27日はそのうちのひとつ、松江石原杯バドミントン大会でした。これまで順調に昇格してきたのですが、前回は2敗してしまい5部残留となりました。今年は4部昇格をかけて戦います。

当日は良い天気で暑くもなく寒くもなく、バドミントンをするには絶好の天気でした。それでもすべてカーテンを引いた体育館の中での試合ですから、あまり外の様子はわからないんですけどね。
 石原杯は3ダブルスの団体戦ですから、よっぽどの実力差が無い限り、オーダーの組み方によるところが大きいです。初戦は頭から強いペアで勝ちにいく作戦(というか作戦なし)で当たったところ、見事3タテを食らいました。この試合、3、1、2の順番でオーダーを組むと2勝1敗で勝てたと思われるため、非常に残念でした。私のオーダー組みミスですね、ごめんなさい。
 その後の3試合は全勝だったので5部残留は間違いありませんが、初戦が悔やまれる大会でした。私自身は監督のつもりでしたが、仕事の都合で1試合しか参加できない選手に代わって3試合もしてしまいました。結果は2勝1敗だったので、私の戦績としては良い方ですね。

さて、翌日11月28日には松江ホーランエンヤ伝承保存館の開館イベントに行きました。ホーランエンヤは日本三大船神事に数えられる、松江で12年に一度開催される祭りです。五大地と呼ばれる地区がそれぞれ船を出し、松江城から揖屋まで、そして揖屋から松江城まで大橋川を練り歩きます。百隻を越える船がでてにぎやかな祭りです。左の写真は2009年に開催された時の写真です。

  今回はこの伝承館開館に合わせ、50数年ぶりに堀川に船が入るとのことで行ってみました。到着するともう開館の式典は終わっており、堀川に船が出ていて沢山の人だかりでした。隙間を見つけて見学します。

大橋川でもそうですが、橋の下をくぐるときには大きな帆柱からのぼりまですべて倒します。そうしておいて端をくぐったらまた起こすのですが、これをササっとやって見せるので拍手がわきます。

 一通り終わったところで今度は松江城内馬溜まりのステージへ、こちらで五大地による陸踊りが披露されました。陸踊りは揖屋の神社前で奉納されるもので、私もまだ見たことはありません。五大地が順に踊って見せるので、そのしぐさや踊り、歌などがそれぞれ違っていて面白いものでした。
 話によると五大地はお互いに張り合い、祭りの前になるとどこよりも派手に、大きく、高く、みごとに、しようと毎夜集まっては作戦を練るらしいです。面白いものですね。
 さて、この踊り手の中で舟の前で踊るのが男の剣櫂(けんがい)、後ろで踊るのが女(女形)の采振りで、わが社の若者が一人、この采振りを務めるのも見どころでした。采振りは舟の上の、さらに小さな台の上に乗って身をくねらせて踊る物ですから、結構大変な役だなと思います。すごいものだ。
 最後に登場は陸舟で踊る子供たち、可愛いですね~。この後餅まきがあったんですが、ステージ上から飛んでくるのはいいとして、ステージの奥のほうからも目いっぱい投げたのが飛んできます。だいぶ頭に当たって痛い思いをしましたが、これで何かの良いご縁にでも当ったと思えばいいでしょ。

 いよいよこれで10月の話もおしまい、かと思っていたら、忘れてはならないイベントがもう一つありました。それはカヌー工房の新聞取材です。何と我らがカヌー工房に記者さんが来られ、あれこれ取材をしていかれました。
 取材となると会員がたくさんいたほうがいいだろうと「前回取材に来られた若い女性の記者さんが、また取材に来られますよ~。」と案内したところ、たくさん来られて盛り上がりました。とは言え、現在製作中の艇の無い方は暇なので、他の艇の仕上げなど手伝っておられました。たまにこういうイベントもあるといいものです。

 この取材はその週の土曜日に記事になり、それを見て日曜日のマリンハートフェスタでの試乗会が盛り上がったのはまた次回、お話しましょうかね。

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